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styleというもの

 以前から興味を持っているPULL.さんの作品。ここここで読める。

 短歌の連作として読むもよし、つないで自由詩として読むもよし。それぞれに面白く読める。
 句割れ句跨りとかの、定型の範囲内で軽く定型を揺さぶる書き方はよくあるが、こういう徹底した自由律で通す書き手は珍しい。というより、「短歌」か「自由詩」かといった区分けを無意味にするような独自の形式感覚で貫かれているのだ。この書き手の作品を見ていていつも思うのは、ああ、styleってこういうものか、ということ。タイトルには「 」をつけるとか、blogでは追記をつけるとか、どうでもいいような小さな「こだわり」に過ぎないものが、執拗に反復され、蓄積されることによって、そこに一つの実在感を生み出す。styleの、そしてそれを意識的に具象化しつつある「個性」の実在感だ。
 内容的にも舌を刺す癖と毒気があって、こういうの、私は好物なのである。
 

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プロフィール

 

岩尾忍

Author:岩尾忍
1980年生れ。
2010年、詩集『箱』(ふらんす堂)。

 

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