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藤井晴美さんより

 詩集『おおぼく、クリスティーヌよ』(1975)を送っていただいた。
 もう入手はできないものと思い、今度東京に行った時に国会図書館で一目拝むか・・・なんて考えていたので、ちょっと夢のような。ありがとうございます。
 正誤表が挟まれてあったが、「誤植だらけ」の本とのこと。こういうことはわかっているうちに言いふらしておかないと、きっと後世の研究者が困る。藤井晴美の作品など特に、これは誤植なのか、意図的な表記なのか・・・といくらでも悩ませてくれるだろう。web版の方は訂正されているそうなので、そっちを底本にすればいいわけですね。

 先日少しだけ書いた文は、批評でも紹介でもない私的なメモに過ぎなかったけれど、また折を見て、もう少しまとまったものも書いてみたいと思う。が、ある程度以上面白いものは書けないだろうなあ、と予感できてしまうところもある。批評文を書く時の私は、どちらかといえば、詩から強引に意味内容を引きずり出し、散文的な文脈に乗っけてしまうのが好きだから。まあそれは、そういう読み方にもたえうる詩がどちらかといえば好きだ、ということでもあるのだけれど。そして、意味内容に還元しがたい、詩の面白さそのもののような部分については、自分ではあまり言語化したくない。ただ、面白いなあ、でいいと思っているところがある。で、藤井晴美の詩には、そういう詩の、詩としての面白さの領域があまりにもありすぎるのだ。私の散文が扱えそうな部分は、それに対してあまりにも小さい。
 私などより能力のある人の批評や研究を待ちたい。それもいろいろな、全く違う視点からのものを。『おおぼく、クリスティーヌよ』の一冊だけでも、対象として十分すぎるはずだ。
 

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岩尾忍

Author:岩尾忍
1980年生れ。
2010年、詩集『箱』(ふらんす堂)。

 

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