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2012.08.13.1

平井吉夫の政治ジョークへの見方に、必ずしも納得はしないと書いたのだけれど、特に強く疑問を感じるのは、こういう記述に対してだ。政治ジョークは「庶民の抵抗」ではない、と断言した上で、こう書かれている。

じっさい政治ジョークを作るのは、かなり高度な知的観念的操作を必要とします。これは「庶民」の抵抗パターンではありません。


こういう決めつけが、まさにエリート的な「庶民」への偏見なんじゃないだろうかね。前の段落では、政治ジョークを作るのは高等教育を受けたエリート崩れだ、と言っているのだが、思うに、政治ジョークを作るのに必要な「高度な知的観念的作業」と「高等教育」の間に必然的な結びつきはないだろう。「高等教育」を受けていない「庶民」には気の利いた小話の一つも作れない、などと考えているとしたら、その「庶民」観の方があまりにも貧しい。

とはいえ、こういうジョークはやっぱり知識人の手すさびだろうか。好きなんだけど。

科学とはなにか?
たとえば、真っ暗な部屋で眼かくしをして、黒猫を探すようなもの。
哲学とはなにか?
たとえば、真っ暗な部屋で眼かくしをして、居もしない黒猫を探すようなもの。
弁証法的唯物論とはなにか?
たとえば、真っ暗な部屋で眼かくしをして、居もしない黒猫を探し、急に「猫を見つけたぞ」と叫ぶようなもの。

 

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岩尾忍

Author:岩尾忍
1980年生れ。
2010年、詩集『箱』(ふらんす堂)。

 

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